みなとまつり「みなとかっぽれ」です。

清水の中心部にはさつき通りという片側2車線の道路があります。(ソフィアの前の広い道です)
その道路を全面通行止めにして(2.3キロくらいあります)行われる、いわゆる「大盆踊り大会」です。
ちょっと前までは「総おどり」と呼ばれていました。

最近全国あちらこちらでやっている「○○よさこい祭り..」みたいに、オリジナル振り付けを競う踊りではありません。
あくまで同じ曲を同じ振り付けで踊ります。
..2キロ以上の通りを1つの踊りの輪で、同じ踊りでおどるなんて、そんなバカみたいな祭りってあんまりないかも。

みなと祭りは第2次大戦の後、港町清水の復興を祈願して市民が作ったお祭りです。
港を中心にして、さまざまなイベントがありますが、やはり一番壮観なのが、この「みなとかっぽれ」です。

今年は58回大会ですが、40回大会の時に宇崎竜童さんに新しい曲「港かっぽれ」を作ってもらい、
それから「総おどり」は「みなとかっぽれ」と呼ばれるようになりました。

40回大会までは、「清水おどり」「次郎長おどり」「港おどり」と今は踊らない「新駿河節」という踊りでした。
「みなとかっぽれ」以降「かっぽレゲエ」「かっぽれねぶた」という踊りがさらにできて、
さらに昨年は「かっぽれエイサー」なる新曲までできました。なんと7曲もおどります。

で、びっくりしてちゃいけない。
「かっぽれは年寄りが踊れない...」と毎年言われていたご要望にお応えするかのように、
今年(2005年)はさらに「花の次郎長さん」とか「日本平音頭」などの《地踊り》と呼ばれる古い音頭も再登場。
これら、すべて覚えるんです、当日までに....(踊りに命をかけている人は、の話ですが)

 

(2006/6/30)
みなと祭りは既に始まっている!!
おどりに向けての参加募集呼びかけ(市の観光協会に申込)は4月に始まり、5月には終了してしまいます。
そして6月早々に説明会があります。当然この説明会に連の代表者がきちんと参加しないと踊りにはでられません。
そして、そして、市内ではいたるところで踊りの講習会がはじまります。
観光協会でもビデオやらCDやら、売りまくり。踊りインストラクターなるものまであります。
(市では養成もしてます:ワールドカップのときロシアチームが合宿した、あのJ-STEPで講習会とかする)

7月になると盆踊りや地区の神社などなどでお祭りがあります。
当然、そのとき踊るわけですね、港祭りの踊り品目。
でもね、そのとき練習なんて、遅い、遅い。
すでにみんな踊れるように踊りは完成してるのが、《粋》ってもんらしいですよ、一部の踊りバカの間では。
(当たり前のように、市内の踊り講習会のピークは6月!!

お祭りの準備としては、7月になると「どこからスタート」が決まります。
毎年でる人たちの間では、「オタクはどこから?」が、とりあえず7月のご挨拶。
そして、祭りデビューをしてない人たちの争奪戦も最終局面。「うちで踊ってよ」攻勢がつづきます。
市内の商店街のBGMだって、かっぽればっかりです。
仕事してても、お家でお茶碗あらってても、ついつい、かっぽれをくちづさんでしまう、清水っ子。

今年(2006年)のお祭りは8月4日(金)、5日(土)。
まだ、踊る連が決まってない方、ぜひ今年はソフィアで。
 
本当に凄いのは裏方の皆さん!!
ソフィアの前の道路が踊りのメイン会場なので、準備作業を毎年見続けることになります。
7月の七夕祭りが終わるとあらゆる施設工事がはじまります。
電気をとおす、提灯を飾る、旗を立てる、スピーカーの設置、等々。
神社の支店みたいなものもつくり、当日には本部席までつくります。
地元のとび職のおじさんたちや電気工事事業の皆さん総がかりで支援。手弁当なのだそうです。
夏の暑い日差しのなか、本当に頭がさがります。
(さらに、凄いのは、その後かたづけなんですが。
1ヶ月位かけて、徐々に設置していった様々な設備をほぼ一日で撤去します。これもまた、超スゴイ)

お祭りは楽しい地域交流の場
祭り会場で、お客様や生徒さん、仕事仲間といっぱい会います。
いつもは作業服やスーツでお会いしている人たちの粋な法被姿もカッコいいです。
(銀行の営業の兄ちゃんも法被、会議所の人も法被、ソフィアもピンクの法被です)
なんといっても、清水の目抜きどおりを通行止めにして、我がもの顔に歩き回れる機会なんてそれほどありません。
例え知らない人でも、法被を着てたり、お祭りの準備をしてたりするだけで、仲間意識がうまれます。
「ごくろうさまっ!!」、「今年もよろしくっ」「いよ〜っ、かっこいいね〜」そんな威勢のいい言葉の大洪水です。
お祭りが嬉しいのは、そんなところなのかもしれません。

当日の警備には地元の消防団の人たちも総動員。
ソフィアのスタッフの旦那も、となりのお肉やさんのおじさんも、消防団です(ありがとう、いつもお世話かけます)。

市内の神社を活動の場にする太鼓保存会の人たちも、あちこちで曲にあわせて太鼓を叩きます。
小さい頃からお世話になったおじさんや、
同級生が保存会の世話役だったりして、
嬉しい再会と交流(ビールのプレゼントですが)がはじまります。
  なワケで、祭りがおわると夏も終わっちゃう(というか、暑さが過ぎるまで惰性で過ごす)のが清水っ子です。

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